運動を調整するメカニズム:Efference copy

公開日: : スポーツ科学

例えば,持ち上げようと思ったら,意外に重たくて,力を入れてしまいますよね.

 

幼い子であれば難しいので,落としてしまったり,力を入れ過ぎてどこかに飛んでいってしまうかもしれません.

ある程度成長している子であれば,あたふたしているうちに丁度良い力の入れ方を見つけて,

安定して持ち上げることができます.

別に,どれぐらい力を入れればよいかゆっくり考えている訳ではないのにです.

 

我々は,運動をしている時に,その運動している感覚を脳の中に自動的にインプットして

自動的に運動をコントロールしているようです.

 

その運動している感覚が脳の方へ伝わる,

これをEfference copy,遠心性コピーというようです.

そして,上手く物が持ち上がるという予測と,あたふたしている結果を比較しているようです.

 

 
Memo

The role of efference copy in striatal learning.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24566242

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